地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
2000年7月神津島近海地震における斜面崩壊の事例分析
大友 敬三酒井 俊朗橋本 宏一
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2001 年 26 巻 p. 97-100

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抄録
航空写真測量を利用して神津島における斜面崩壊事例を調査し, 地震力による斜面崩壊の規模に関する定量的データの提供を目的とした分析を行った. 全崩壊箇所数は約1200箇所に及んでおり, 得られたデータを分析した結果, 1) 今回の斜面崩壊はごく浅い表層部分で生じており, また, 45°以上の急斜面で多く発生していることから重力性崩壊としての性格を有すること, 2) 崩壊面積と流出距離については, 傾斜度40℃~60℃ の範囲において最大崩壊面積または最大流出距離が発生する傾向になること, 3) 流出距離と崩壊面積の間には比例的な関係があること, 4) 最大流出距離のしきい値を50mとした場合の超過確率は約5%となること, などを明らかとした.
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