地震工学研究発表会 報告集
Online ISSN : 1884-8451
表面波 (レイリー波、ラブ波) の複素固有値解析について
森尾 敏加登 文学
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2005 年 28 巻 p. 41

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抄録

不整形地盤の地震応答解析は、通常、薄層要素法、境界要素法を含めた有限要素法解析により行われる。しかし、この種の解析法では実体波と表面波を一体として取り扱っているため、両者を区別することが困難と考えられてきた。このため、その重要性は指摘されながらも、表面波の寄与に関する研究はほとんど実施されていない。筆者らは、不整形地盤の地震応答解析において、実体波と表面波の寄与率を定量的に評価する研究を進めている。本報告では、評価手法の根幹をなす成層地盤 (1次元問題) の複素固有値解析を詳述し、波動論との比較から本解析法の検証例を示す。又、表面波 (レイリー波、ラブ波) と実体波の固有振動との関係を提示する。

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