抄録
道路橋示方書では緩衝効果のある落橋防止システムの採用が望ましいとされているが, 緩衝材の設計法は確立されていない. 桁の橋脚からの落下までを考えた場合, 落橋防止システムの取り付け部の設計についても検討しておく必要がある. 本研究では, 緩衝材を有する落橋防止システムについて, 合理的な設計法を開発することを目的として数値シミュレーションを行った. その結果, 簡易設計法によって、落橋防止システムの挙動を予測できることがわかった. そして, 落橋防止システムの設置に関する検討を行い, 問題点を明らかにした.