地震工学論文集
Online ISSN : 1884-846X
ISSN-L : 1880-4624
Moving-window Poisson Analysin法の実データへの適用性に関する考察
高橋 千佳盛川 仁澤田 純男
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 29 巻 p. 1063-1068

詳細
抄録
重力と磁気探査結果を用いて地盤の水平境界を検出する手法としてChandler et al.が提案したMoving-window Poisson analysis法 (MWP法) がある。MWP法は重力と磁気の相関などを求めることで構造境界を抽出する方法であり, Chandler et al.はモデルスタディなどを行うことによりこの手法の妥当性について論じている。本研究ではMWP法でこれまで検討されていなかった形状の地盤構造を用いたモデルスタディを行い, 水平方向の境界を抽出し得る条件を整理した。あわせて, MWP法によって, 構造境界を検出することが可能なケースと, 困難が予想されるケースがあることを示した。さらに, MWP法を新潟県中越地方における重力・磁気データに適用することにより, 構造境界となりうる領域を示した。
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top