地震工学論文集
Online ISSN : 1884-846X
ISSN-L : 1880-4624
断層近傍地震動に対する残留変位の推定に関する検討
渡邊 学歩
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2007 年 29 巻 p. 556-565

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抄録
橋梁構造物に強震動が作用し, 構造部材の変形特性に強い非線形性が生じると, 地震後に残留変位として塑性変形が残る可能性がある. 現在の耐震設計では, 残留変位は性能規定型耐震設計において, 構造物の地震後の復旧可能性を表す重要な指標となっている. 強震動が作用した場合に構造物に生じる残留変位は, 地震動によって大きく変動することが知られているが, 残留変位の発生に大きな影響を及ぼす要因について十分な検討がなされているとはいえないなどの課題が残されている. ここでは, 断層近傍地震動を受ける構造物に生じる残留変位に関して解析を行ったので, その結果について報告する.
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