抄録
宅地開発等により身近な自然環境が減少している中で、日本の都市部では、環境教育を実践していくことは難しいのが現状である。このような現状の中で、身近に残された自然空間やオープン・スペースを、子どもの「遊び」と「環境学習」を目的としたビオトープ(生物生息空間)を創造していくことは、重要な課題である。本研究では、福岡市の市立小学校内の敷地を対象とし、以上のような目的を持ったビオトープの計画・設計・管理までのプロセスにっいての研究を行った。小学校ビオトープ計画の初期段階から設計・施工までの1年間のワークショップの過程を通して、計画手法としてのプロセスプランニングの有効性と課題を議論した。