抄録
本研究では, 家電リサイクルを対象とした静脈物流計画に関して, その施設配置問題及び輸送問題を解くための遺伝的アルゴリズム (GA) を提案した家電リサイクルの回収システムを発生, 中継及び最終ノードから構成されるネットワークモデルとして定式化した上で, 従来解法による予備分析から, 規模の大きい問題を扱う場合には従来解法の適用に限界があることを示した. GAを用いた提案方法の有用性を明らかにするため, 東京都を対象としたケーススタディを行った. この結果, 静脈物流における組合せ最適化問題に対し, 提案した方法が有用であることが明らかとなった.