環境システム研究論文集
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現地調査に基づいた水供給分野におけるODAプロジェクト評価手法の開発
スリランカの事例から
佐伯 健山田 淳Victor MUHANDIKI中園 隼人
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2005 年 33 巻 p. 207-214

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抄録
近年, ODAの質の向上及び説明責任の確保のために, ODA評価の重要性が再認識されている。本研究は各国援助機関において, 重点分野として扱われている水供給分野のプロジェクトについて評価手法を提案することを目的とした。スリランカにて, 裨益住民を対象としたアンケート調査, 関係者に対するインタビュー, 水源から水栓までの施設調査および水質調査を行った。その調査結果をふまえて, DAC評価5項目すべての評価指標について検討し, 収集したデータを用いて提案した評価手法を検証した。妥当性は住民の満足度から評価した。インパクトは水量, 水質, 水運搬労働, 水利用可能時間の変化を定量的に評価した。有効性は計画の達成度を評価した。効率性は費用便益分析の概念とインパクトの評価結果を用いて評価した。自立発展性はプロジェクトの投入, 活動, 施設の維持管理体制から定性的に評価した。
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© 社団法人 土木学会
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