抄録
本研究では, 琵琶湖への工業系水質汚濁負荷量の産業連関表生産額当たりの流入原単位 (186部門) を1995年と2000年の両基準年について算定した. その結果, 両基準年間に工業系負荷量が大幅に減少しており, 原単位が平均49%減少していることが明らかとなった. また, 同負荷量減少の要因を事業所アンケート等によって調査したところ, 事業所の操業停止または事業規模縮小による減少分 (平均寄与率) が約27%, 濃度削減対策が約9%, 排水量削減対策が約8%, 下水道接続が約4%であることが明らかになった.