抄録
事業活動における環境と経済の関係を評価する指標である環境効率がWBCSD等によって提唱されており, 日本国内における多くの企業も導入しているが, 実際の企業活動において参照しようとした際には, 結果的にどのような数値になったか, という事後的な現状分析の評価が中心となり, 将来目標を提示するにとどまっている. 本稿では, 企業の財務指標と環境指標を用いて環境効率を4つの指標に要因分解することにより, 持続可能あるいは循環型という将来像に至るまでのロードマップの提示に寄与するための基礎的な検討を行うものである.