抄録
生産活動を行う上でスケジュールの立案は、極めて重要な課題のひとつとしてあげられる。ここでは、仕事(job)を基本単位として、スケジューリング問題を計算機上で取り扱うために必要となるデータ構造に関する検討結果について報告する。本検討は、特に分散型のスケジューリングを前提として行っており、データ構造を明らかにすることにより、機械間の相互関係を明確に定義することができる。たとえば外部の機械から隠蔽することのできる情報および外部に対して公開しなくてはならない情報などが明らかになる。検討の結果は、プログラミング言語C++によって記述したスケジューリングプログラムを用いて、その有効性を示す。