抄録
金属の接触状態の確認は、工作物の取付時などにおいて重要な要素である。そこで前年度開発した超音波センサを用いて金属の接触状態を新たにより高精度で実用的な判定方法で試みた。変更点としては、従来は接触面から透過した超音波の反射波を測定したが、本研究では、接触状態により関係があると考えられる、透過せずに接触面で反射した反射波を扱う事により透過波の割合を求め接触状態の検討を行った。実験方法としては、表面粗さの異なる5個の試験片を用い、ロケータと試験片との接触荷重を変化させ、反射波の変化を観察した。特に弾性接触が支配的であると考えられる低荷重領域での変化を重点的に観察した。