精密工学会学術講演会講演論文集
2002年度精密工学会秋季大会
セッションID: N51
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表面形状計測
PZT薄膜を用いた加振形接触センサ(第9報)
センサ感度、測定力のシミュレーション
*神田 岳文黒澤 実樋口 俊郎
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抄録
水熱合成法によるPZT薄膜を加振、振動検出に用いる、形状測定用プローブセンサの研究を行っている。このセンサを用いた形状測定では、近接時の測定力の大きさと、検出感度の値が問題となる。これまで、準静的な状態での解析が行われているが、タッピングモード時の測定力、感度を求めるためには、動的な状態を考慮する必要がある。このため、動的状態での測定力、検出感度を、数値計算によるシミュレーションによって求めた。また、先端曲率半径、対象物の弾性、センサの加振力、接近速度、センサの振動子のQ値が、測定力、検出感度に与える影響について調べた。
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© 2002 公益社団法人 精密工学会
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