精密工学会学術講演会講演論文集
2003年度精密工学会秋季大会
セッションID: L82
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最新メカトロニクス要素と制御技術(2)
弾性ヒンジを利用した超小型衛星向け姿勢制御機構の開発
*居相 政史Durali Mohammad初澤 毅
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抄録

1kgクラスの超小型衛星向けに、太陽電池パドルを駆動することによる姿勢制御方法を提案し、そのためのヒンジ機構を、弾性ヒンジと形状記憶合金ワイヤを利用し開発した。この機構は、滑り接触や転がり接触がないため真空中での使用に適し、非常に軽量であるため質量制約の大きい衛星に向いている。また、任意の姿勢変更を実現するためのヒンジ運動を、単純な波形であらわされる動きの繰り返しとして生成する方法を考案した。

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© 2003 公益社団法人 精密工学会
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