精密工学会学術講演会講演論文集
2003年度精密工学会春季大会
セッションID: E50
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工作機械の高速化・高精度化(3)
静電浮上機構(静電レール)によって高真空中で浮上された物体の静電モータによる直動駆動
新野 俊樹*塚本 英隆淺間 一
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キーワード: 静電浮上, 静電モータ, 真空
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抄録
微細構造の加工,観察機器には高真空環境が求められおり,機器の自動化に伴い,高真空環境下での搬送装置に対する必要性が高まってくる.真空環境では,塵埃,固体間の摩擦,凝着の問題があり,浮上機構を利用した搬送装置が有効である.筆者らは磁場による電子線への影響がなく,発熱も少ない静電浮上を利用し,並進方向に自由度を有する浮上機構(静電レール)を提案してきた.本報は,この静電レールに静電モータを組み込み,その浮上体の駆動について報告する.
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© 2003 公益社団法人 精密工学会
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