精密工学会学術講演会講演論文集
2003年度精密工学会春季大会
セッションID: G21
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ELID研削(4)
ELID研削を施した超硬合金の表面性状の評価
*前濱 文人水谷 正義小茂鳥 潤片平 和俊大森 整渡邉 裕清水 智行
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抄録
 超硬合金は金型部品として広く使用されている.しかしながら,超精密かつ高能率な加工は困難とされている.そこで,金型素材に対応した超精密加工技術(特に研削)が要求されている.本研究では,ELID(Electrolytic In-process Dressing)研削を超硬合金に施し,加工表面の機械特性を評価した.その結果,ELID研削により研削中に加工表面が改質されていることが明らかとなった.この成果は,金型の新しい仕上げ加工の構築につながるものと考えられる.
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© 2003 公益社団法人 精密工学会
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