精密工学会学術講演会講演論文集
2003年度精密工学会春季大会
セッションID: K60
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生体計測
スロットブロット法を原理とするプロテオーム測定技術の開発
*小林 弘典川崎 由子石原 英幹山形 浩一水本 洋
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抄録
ポストゲノム研究に於いて多項目測定の可能なタンパク質発現測定技術の開発が求められている.しかし現在用いられている技術は,1項目の測定に異なる抗体を2種類用いるサンドイッチELISA法であり,多項目測定には抗体のコスト等の点から必ずしも適していない.我々は1種類の抗体で測定する方法の開発を目的とし,スロットブロット法に着目した.この方法は定量性が低いことが課題であったが,メンブレンチップとタンパク質固相化システムを開発し,タンパク質の濃度を定量的に測定することが可能になった.
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© 2003 公益社団法人 精密工学会
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