機能検証·予測のためのデジタルモックアップの構築法

抄録

従来は形状・空間モデル主体であったデジタルモックアップについて試作段階での機
能検証・予測を可能のためのモデリングを行う。機能を物理的な形態を持っている物
の振る舞いに限定し、それに関わる要素を入力部、伝達部、保持部、出力部に整理す
る。そして、機能を体系化し管理するDB、操作するGUI、結果を表示するCADで構成さ
れた設計支援システムを構築した。例題として、ボールペンを取り上げ、機能予測・
検証を行う。