精密工学会学術講演会講演論文集
2004年度精密工学会春季大会
セッションID: G03
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高能率・高精度化のための切削工具(1)
圧縮残留応力生成工具の開発とその基本特性
*瀬川 俊明笹原 弘之石川 達郎堤 正臣
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抄録
切刃が加工表面を切削すると同時に,底刃中心部分にあるピンが回転と送りにより加工表面を押しならすことで,加工表面層に高い圧縮残留応力が生成できる工具を開発した.本研究では,基本特性として,一刃送り量,ピックフィード幅などの加工条件と加工表面に生成される残留応力の関係を明らかにし,その結果,加工条件を変更することで所要の残留応力を加工表面層に生成できる可能性があることを明らかにした.
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© 2004 公益社団法人 精密工学会
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