精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会秋季大会
セッションID: A43
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工作機械の高速高精度化(7)
マシニングセンタ検査規格ISO10791-6のK6の有効性とその静的精度測定への応用
*齋藤 明徳Muditha Dassanayake堤 正臣
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抄録
本論文ではISO10791–6のK6に規定されている球面補間運動をボールバーで測定し,主軸頭旋回形5軸MCに特有の10個の偏差が,測定された軌跡にどのように影響を及ぼすかを明らかにし,その検査方法の有効性について述べる.さらに,K6の球面補間運動を有効に活用するために,その運動に準じた運動に既に著者らが提案した観測方程式と幾何学的な解析とを併用する方法を適用して個々の偏差を同定する方法を提案する.
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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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