精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会春季大会
セッションID: F22
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医用・人間工学(5)
人工股関節の潤滑特性に及ぼす温度効果
*石田 和義川崎 哲也岡田 勝蔵
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抄録
人は起床直後や冬季において関節の動き難さを感じることがあり,運動前には関節の動きを良くするための準備運動をする.そのため,関節液温度と潤滑特性の間には何らかの関係があると考えられる.そこで本研究では,人の歩行状態と大腿骨部構造に類似した埋込型人工股関節試験機を用い,ヒアルロン酸ナトリウム(HA)を主成分とする潤滑液の温度変化に対する人工股関節の潤滑特性の差異を検討した.
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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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