精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会春季大会
セッションID: K68
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射出成形と塑性加工の高機能化(2)
積層金型を用いた金型温度制御による成形品の高精度化に関する研究
*美里 健一高屋 勉国枝 正典山崎 久男中川 威雄サラス リカルド神谷 明宏中尾 嘉一鈴木 政幸
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抄録
射出成形においてはサイクルタイムの短縮のために金型を冷却するのが一般的であるが,樹脂の流動性を考慮すると,射出時に金型を高温にしておくことが望ましい.しかし,従来の金型では金型温度制御は困難であった.一方,積層金型では冷却流路を成形面近傍に配置できるため,高い応答性での温度制御が可能である.今回,射出成形時の温度制御を行い,サイクルタイムの短縮,樹脂の流動性の向上,成形品の高精度化を明らかにした.
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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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