精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会春季大会
セッションID: N52
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転がり機械要素(1)
マハラノビス距離を用いた機械システムの異常診断に関する研究(1)
*諸星 裕一大滝 厚吉岡 武雄
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抄録
機械振動の検知による異常診断を行うために,吉岡等により開発されたVibAEシステムは,低周波数と高周波数の振動を同時に計測してその統計量から異常を検知することを意図している。本報告では,正常時の統計量から求めたマハラノビス距離を基準にして,異常状態を検出する方法を提案する。この方法によって統計量による検出より早期に異常が発見できる可能性を示す。
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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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