精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会秋季大会
セッションID: J08
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複合研磨(2)
反転動作時の粒子挙動が磁気研磨加工に及ぼす効果
*夏目 勝之進村 武男
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抄録
磁気研磨法において磁性粒子に作用する磁力は加工を支配する主要な因子の一つである。本研究では磁性粒子のブラシ状凝集体が加工面を垂直に押す力を測定し、磁極の反転動作時に垂直力がパルス状に急増する現象を確認した。この結果から、磁性粒子ブラシ内部で粉体架橋現象と類似の粒子列形成を導出し、磁力を直接的に反映する押し付け力の他に粒子列形成に起因する力が作用するという考え方を提案した。
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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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