精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会春季大会
セッションID: M39
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圧電アクチュエータとその応用デバイス(2)
セグメント構造ダイヤモンド状炭素膜を摩擦駆動面に用いた弾性表面波リニアモータ
第1報 スライダ表面への導入と駆動実験
*小谷 浩之青木 佑一高崎 正也大竹 尚登水野 毅
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抄録
弾性表面波リニアモータでは微小な突起の分布を持ったシリコンスライダの導入により,推力·速度特性を向上させてきた.本研究では,セグメント構造を持ったダイアモンド状炭素膜(S–DLC)を摩擦駆動面に導入することにより,シリコンスライダと同等の性能を確保しつつ,耐摩耗性を向上させることを提案する.本報では,S–DLCを表面に形成したシリコンウエハをスライダとして用いたモータを試作し,駆動に成功した.
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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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