精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会春季大会
セッションID: N16
会議情報

知的精密計測(2)
真円度評価における高精度化の一手法
*直井 一也渡部 司藤本 弘之高辻 利之
著者情報
キーワード: 真円度, 評価, 計測, 形状
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
真円度測定装置の測定データを用いて厳密に真円度を評価する際に,測定時の回転運度誤差成分を分離する手法としてマルチステップ法がある.しかし,回転運動誤差成分と測定対象の形状成分の結果にはステップ数に依存したお互いのフーリエ成分が分離できずに含まれており,厳密な真円度の評価が出来ないでいた.本研究では,これらを分離する方法と少ないステップ数の測定データを合成することにより高精度化を図る方法を提案する.
著者関連情報
© 2006 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top