Haptic Deviceを用いた多軸制御工作機械操作インターフェイスの開発(第1報)

基本機能の検討と工具経路の生成

抄録

多軸制御工作機械の手動による操作は,簡単な加工でも熟練を要する.本研究では,ディスプレイに表示された形状に対して,VRで利用されるHaptic Deviceを用いて加工動作を教示することにより,同様の加工動作が5 軸制御工作機械上で再現され,実際に加工が実行されるインターフェイス機能を開発する.本報では,システムの基本機能について検討し,工具経路生成部分を実装して加工データを作製し,実験を行った.