精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会春季大会
セッションID: C48
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穴加工および穴形状精度の測定
レーザ誘導方式深穴評価プローブの開発
工具装着型測定ユニット
*甲木 昭雄鬼鞍 宏猷佐島 隆生鄭 吉国パク ヒュング村上 洋
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抄録

レーザ光で誘導する方式の深穴形状評価プローブを開発する。プローブ先端の測定ユニットには、ペンタプリズム、穴壁に直角に動くスタイラスを取り付ける。スタイラスにはコーナーキューブプリズムが固定されている。深穴前方に測長器を置き、レーザ光を測定ユニットに向け照射する.レーザ光はペンタプリズムで90度屈折し、コーナーキューブプリズムで反射し測長器へかえる。測定ユニットを螺旋状に回転させることで穴形状を評価する。この測定ユニットはレーザ誘導方式深穴加工工具のカウンターボーリングヘッドヘッドと交換して使用することができる。深穴の真円度、真直度の測定結果は、市販の測定器と同程度の精度が得られた。

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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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