チタン合金の低周波振動穴あけ

岡村 清志; 笹原 弘之; 瀬川 俊明; 堤 正臣

doi:10.11522/pscjspe.2006S.0.277.0

2006年度精密工学会春季大会

セッションID: D35

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2006S.0.277.0

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主催: 社団法人精密工学会

高能率・高精度化のための切削工具(1)

チタン合金の低周波振動穴あけ

*岡村清志, 笹原弘之, 瀬川俊明, 堤正臣

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キーワード: 低周波振動穴あけ, 切削温度, 切りくず形状, 切削力, バリ形状

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抄録

本研究ではチタン合金板に対して,ドリル軸方向に50Hz以下の低周波振動を加えるドライ穴加工を行った.低周波振動を加えることにより,チタン合金板貫通時の切削温度は振動を加えない場合に比べて大幅に低下し,工具摩耗も大幅に抑制された.また,切りくずは細かく分断され,形状も排出性の高い円すいらせん形状に変化した.加工穴のバリに関しても低周波振動を加えることにより,大幅に改善された.

責任著者(Corresponding author)

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