精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会春季大会
セッションID: H16
会議情報

超平滑機械加工(1)
新概念超平滑立軸研削特性の検討
研削液の希釈倍率が超硬合金仕上面粗さに及ぼす影響
安井 平司*古屋 晶吾山本 雄記
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
従来の研削加工法は,研削方向に直角方向の仕上面粗さの向上が困難であった.そこで新概念に基づく超平滑研削法を考案した.そして,その有用性を確認したが,加工能率の向上が大きな課題であった.このことから,加工能率を大幅に向上し得る超平滑立軸研削法を開発し,各種材料の平面加工に有用であると示した.本報では,引き続き,超平滑立軸研削法を超硬合金の平面研削加工に適用し,研削液の希釈倍率が仕上面粗さに及ぼす影響を検討した.その結果,高希釈倍率が有用であることがわかった.
著者関連情報
© 2006 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top