精密工学会学術講演会講演論文集
2007年度精密工学会秋季大会
セッションID: M33
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フェムト秒レーザによる被覆膜剥離に関する基礎研究
*石田 和義荒川 大生岡田 勝蔵
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抄録
本研究の目的は,下地となる素材を損傷することなく,被覆膜のみを剥離できる加工の手法を模索することである.そこで,炭素工具鋼の表面に厚さ0.003mmのTiN膜をCVD法により被覆した試料表面にフェムト秒レーザを照射して除去加工を行った.その結果,表面のTiN膜だけを剥離させることが可能となった.
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© 2007 公益社団法人 精密工学会
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