ファインセラミックスの研削抵抗の定式化

澤 武一; 幾瀬 康史; 海野 邦昭

doi:10.11522/pscjspe.2008A.0.491.0

2008年度精密工学会秋季大会

セッションID: G13

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2008A.0.491.0

会議情報

主催: 社団法人精密工学会

ファインセラミックスの研削抵抗の定式化

*澤武一, 幾瀬康史, 海野邦昭

著者情報

キーワード: 研削抵抗, ファインセラミックス, 延性モード, 脆性モード

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

ファインセラミックスの加工形態は，延性モード研削，脆性モード研削，および延性モードと脆性モードが混在する複合型研削の3つの領域に分類することができる．本研究では，加工形態を考慮した研削抵抗のモデル化を行い，ファインセラミックスの研削抵抗の定式化を検討した．平面研削加工により，研削抵抗は，切込み量と速度比(工作物速度/ホイール周速度)の積に依存することが確認できたので，研削抵抗が各研削形態の除去体積率に比例すると仮定し，研削抵抗の基本式を表現した．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）