精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: M34
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浮遊型マイクロプローブによる生体細胞の粘弾性力計測技術
*浦木 智央下所 和弘石丸 伊知郎
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抄録
我々は、光圧力により位置と姿勢を多自由度に制御する浮遊型マイクロプローブの研究を進めている。本報告では、生体細胞の粘性力と弾性力を分離して計測する技術について報告する。培養液中のマイクロプローブ制御モデルでは、微粒子の表面効果による流体抵抗の力が大きく影響する。そこで、生体細胞の粘性抵抗と液体からの流体抵抗を加味した力学モデルを構築し、振動数と振幅からそれぞれを分離計測する手法を考案した。
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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