精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: P11
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スパッタ処理球面の膜厚評価
*近藤 余範大高 康宏吉松 修笹島 和幸
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抄録

レーザ干渉計など高精度非接触測定機が広く使用されているが,対象表面の反射率や表面性状などに影響される問題がある.我々は,反射率改善のため,スパッタリング装置を用いてAl膜を生成した基準球の製作を行った.このとき,反射率に加えて均一な膜生成が,基準球として要求される.そこで,膜厚精度の評価のために,走査型白色干渉計を用い,球の極部から赤道部にわたる膜厚分布測定を行ったので,その結果について報告する.

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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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