精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: C66
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被削材のレーザ熱処理による切りくず処理性の改善
工具材種の影響
*田中 隆太郎細川 晃上田 隆司古本 達明林 勇伝草野 岳彦
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抄録
炭素鋼の旋削加工における切りくず処理性の向上の目的で,S45Cに半導体レーザを用いて長手方向にライン状に熱処理を行い,超硬,サーメットおよびセラミック工具を用いて旋削を行い,その有効性について検討を行った.その結果,切りくず処理性に改善が見られ,レーザ熱処理により切りくず処理性の改善が可能であることがわかった.また,仕上げ面粗さ,切削抵抗や切りくず厚さもわずかながら影響を受けることがわかった.
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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