精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: H09
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MEMSデバイスの接合部における履歴減衰の最小化に関する研究
*和田 洋平増田 誉伊藤 寿浩須賀 唯知
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抄録
圧電型MEMSセンサにおける高変換効率化の実現のためには、振動部の損失の減少が重要である。特に振動体を接合によって支持する構造では、支持部減衰が問題となる。支持部減衰には履歴減衰や逸散減衰等があるが、本報告では特に履歴減衰に着目し、これを最小化するための種々の接合条件を検討し、接合材料の応力-ひずみ曲線におけるヤング率や降伏点と,履歴減衰の関係について考察した。
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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