精密工学会学術講演会講演論文集
2009年度精密工学会春季大会
セッションID: D61
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複合粒子研磨法における加工特性の特異現象の解明
*山口 雄也谷 泰弘金 泰元
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抄録
筆者らは複合粒子研磨法において研磨スラリー中のキャリア粒子の添加率を増加させると加工能率は減少傾向がみられるが、線形変化することなく2つの極大値を示すことに着目した。これはキャリア粒子数が増加するにしたがい、粒子一つ当たりの加工圧は減少していくが、同時に粒子と加工物の相対速度は増加することで結果として加工能率のピークが1ヵ所ではないことが確認された。本報ではこの加工のメカニズムついて述べる。
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© 2009 公益社団法人 精密工学会
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