精密工学会学術講演会講演論文集
2009年度精密工学会春季大会
セッションID: E31
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分子動力学法による新炭素材料の可能性
第1報 モデリングと結晶構造の安定性
*田中 宏明島田 尚一
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抄録
近年、フラーレン、ナノチューブ、ナノコイルなどの新しい炭素材料が相次いで発見されており、未発見の炭素材料の存在を否定できない。そこで本研究においては、新炭素材料のモデリングおよび結晶構造の安定性を分子動力学法により解析することにより、新炭素材料の可能性を検討する。その結果、nmレベルのリング構造、グラフェン構造、テトラ構造、立方体構造、ダイヤモンド構造などが安定な構造として存在しうることを示した。
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© 2009 公益社団法人 精密工学会
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