精密工学会学術講演会講演論文集
2009年度精密工学会春季大会
セッションID: H37
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板材に対する高精度高能率加工を実現する両面同時フライス加工技術の開発
左右主軸回転数差による再生型びびり振動の抑制
社本 英二*西村 浩平倉田 祐輔鈴木 教和森 達也
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抄録
板材の加工は裏面をマグネットにより固定し,表面をフライス加工する方法が一般的である.しかし,二面を片面ずつ切削するために効率が低く,また弾性変形させた状態で切削することにより加工精度も低いことが問題となっている.これに対し,著者らは両面同時フライス加工法を採用し,それに伴う板材の剛性低下や複数主軸の同時使用に起因する再生型びびり振動を,左右主軸に回転数差を設けることにより抑制する手法を考案した.
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© 2009 公益社団法人 精密工学会
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