レーザ誘導方式深穴評価システムの開発

システムの簡易化

抄録

測定プローブを測定軸に沿って誘導する方式の深穴評価システムで、アクチュエータとして使用しているピエゾ素子が高価である。本方式では、ピエゾアクチュエータを使用せず、スキッドを用いる方法で穴精度を測定する。測定では、プローブ中心座標を常時記憶し、この座標の測定軸からの偏差を、測定値から補正する。穴形状の異なる深穴の測定実験により、その有効性が明らかになった。