精密工学会学術講演会講演論文集
2010年度精密工学会春季大会
セッションID: C75
会議情報

加工点の被削材変位を最小化する加工プロセスの最適化設計
*小池 雄介松原 厚山路 伊和夫西脇 眞二泉井 一浩
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
切削加工時に生じる工具または被削材の振動によって工具寿命は短くなり,被削材の表面性状は悪化する.そこで本研究では,加工点での被削材の変位を小さくする方法を考案する.具体的には,被削材の剛性テンソル,切削抵抗ベクトル,工具の送り方向の関係を考慮することによって,切削能率を下げることなく加工プロセスを最適化し,加工プロセス全体における加工点での被削材の変位を最小化するアルゴリズムを考案した.
著者関連情報
© 2010 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top