精密工学会学術講演会講演論文集
2010年度精密工学会春季大会
セッションID: F25
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独立三自由度を有する自走式精密位置決め機構による精密作業
複数台による卵細胞の複合処理の試み
*山際 翼渕脇 大海
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抄録
各種疾患のモデル動物として医学あるいは生命科学分野の研究において、トランスジェニックマウスが用いられている。このマウス作製にはドナー動物から採取した卵細胞へ倒立顕微鏡下の作業によりDNA溶液を注入する必要がある。この作業は、卵細胞吸着用ピペットと、DNA溶液注入用ピペットの、2本のピペットの手作業によるマニュアル操作で行われる。これら作業を小型自走機械により一部自動化することを試みたので報告する。
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© 2010 公益社団法人 精密工学会
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