精密工学会学術講演会講演論文集
2010年度精密工学会春季大会
セッションID: J03
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内部応力変化による軸受用鋼球の形状変化観察
*野口 昭治図師 章人吉田 一朗
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抄録
鋼球は線材から作られるが、線材は引き抜かれた際の材料フローが残っている。鍛造、研削、ラップを経て高精度に仕上げられるが、内部には材料フローが残っており、内部応力は均一ではない。内部応力は高温になると解放されるが、転がり軸受も100℃以上で使われることもある。本研究は、転がり軸受用鋼球を長期間高温放置して、内部応力を解放させた場合の形状変化を観察したものである。
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© 2010 公益社団法人 精密工学会
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