精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会春季大会
セッションID: B20
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電界非接触撹拌技術を用いた酵素免疫測定法の短縮化技術の開発
*加賀谷 昌美佐藤 安弘赤上 陽一小松 国夫首藤 文榮
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抄録
酵素免疫測定法は既往症の状態把握に必要な測定方法として期待されている。私たちは外部から高電圧を印加して微少量の液滴を撹拌する、いわゆる電界非接触撹拌技術を開発した。この技術を酵素免疫測定法に導入することで、従来法では200分間要していた反応時間を30分間以内へ短縮化することが可能となった。本報では、電界下における微少量液滴の挙動の観察実験に基づいた、最適な撹拌条件について述べる。
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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