精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会春季大会
セッションID: C33
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工具端運動誤差分析結果に基づくNC工作機械の運動誤差補償(第3報)
工具端運動の動的モデルに基づく補償
*長岡 弘太朗松原 厚河野 大輔
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抄録
NC工作機械の送り駆動系において高加速度運動を行った場合,慣性力により生じる機械の弾性変形のために工具端の運動に誤差が生じる.そこで,フィードバック位置と工具端位置の間の伝達測定を測定し,その測定結果に基づいて構築した工具端の動的な運動モデルを利用して運動誤差を補償するためのサーボ制御手法を提案した.提案手法により工具端の運動誤差が低減できることを実験により確認した.
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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