精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会春季大会
セッションID: C78
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スピニングツールによる難削材の旋削加工特性に関する研究
回転工具の温度特性の検討
*上原 祐也細川 晃上田 隆司田中 隆太郎古本 達明
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抄録
難削材旋削加工における新しい技術として、ADRT(スピニングツール)が提案された.ADRTでは工具自身が回転するため,切れ刃の加熱(切削時)-冷却(空転時)サイクルが制御でき,工具寿命の増大が期待される.しかしながら,その加工特性は明らかになっていない.そこで本研究では,非接触で微小領域の温度測定が可能な光ファイバ型2色温度計を用いて,スピニングツールの加熱-冷却特性を測定し,工具への熱負荷の面から本手法の有効性を検討している.
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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