抄録
交通事故時に、小児の頭が損傷を受けることを低減するために、自動車の内装品に関する国際的な安全基準では、小児の頭に相当するΦ165の球が接触する形状の曲率をR3.5以上とするように定められている。内装品の設計者はこの基準の判定に多大なコストを費やしており、その時間短縮が強く求められている。そこで本研究では、この基準を満たしているか否かを判定するプログラムを開発したので報告する。本プログラムは全ての判定処理を球の配置問題に置き換えることで簡略化した。またOBBとGPUを併用した並列計算により高速な処理を実現した。