精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会春季大会
セッションID: M35
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ELID研削法を用いるカーボンX線全反射ミラーの作製
*国村 伸祐大森 整
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抄録
X線分析において,X線の集光などを目的とした光学素子として石英ガラスX線全反射ミラーが広く利用されている.しかし,ミラーとして石英ガラスを用いるよりも,カーボンを使用する方がX線反射率を増大できるので,ミラーの性能を従来よりも改善し,X線分析の感度を向上させることが可能と考えられる.本研究では,カーボンミラーを作製するためにELID研削法を用い,数nmの表面粗さ(rms)を達成したので報告する.
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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