刃先に微細熱電対群を内蔵した切削工具の作成に関する研究

友田 裕士; 原下 洵一; 篠塚 淳

doi:10.11522/pscjspe.2012S.0.215.0

2012年度精密工学会春季大会

セッションID: C20

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2012S.0.215.0

会議情報

主催: 公益社団法人精密工学会

刃先に微細熱電対群を内蔵した切削工具の作成に関する研究

*友田裕士, 原下洵一, 篠塚淳

著者情報

キーワード: 切削工具, 切削温度, 微細熱電対, 超音波加工, 無電解めっき, 電解めっき

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

切削中の工具－切りくず接触域の温度分布を詳細に把握するため，工具すくい面上の刃先付近に７対の微細なCu-Ni熱電対を埋め込んだ微細熱電対群内蔵工具の開発を試みる．ここでは，熱電対回路パターンとなる溝群を超音波微細溝加工法で作成し，その溝群の中に，めっき法で熱電対素子を創成した．試作した熱電対の特性について検討した結果，めっき法で作成した熱電対の特性はバルク材で構成した熱電対と同等であることが分かった．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）