精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会春季大会
セッションID: C22
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チャンファ付き工具による難削材切削における構成刃先の挙動の安定化
*清田 大樹糸魚川 文広柿原 淳史中村 隆
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抄録
構成刃先はそのデメリットから回避されることが一般的であるが,定常な形状でかつ安定に工具刃先に存在すれば工具母材の保護効果が期待できる.本研究では,難削材切削において刃先へチャンファ処理を施した工具を用い,構成刃先の安定化に対するチャンファの幾何形状や面性状の影響を調査した.結果として,生成した構成刃先が側方へ流動する現象が観察され,この挙動の安定化による工具摩耗抑止効果が示唆された.
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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